「龍が翔る」を振り返り−土佐異骨相−

まずはみんなーにお礼を言わんといかん。

テレビ(龍馬伝)・コラム(龍が翔る)の最後までの付き合い、しょう まっこと おおきに。

高知では今年1月から「土佐・龍馬出会い博」と銘打って、高知(ろまん社中)・安芸(岩崎弥太郎こころざし社中)・土佐清水(ジョン万次郎くろしお社中)梼原(維新の道社中)にイベント会場を設けお客様を待ちよった。

11月10日現在で県の人口・約79万を越す80万の人が土佐に来てくれたがぜよ。

これは偏に、龍馬伝脚本家の「福田靖」(HERO・ガリレオ・海猿)、演出家「大友啓史」(ハゲタカ・白州次郎)が福山 龍馬と香川 弥太郎(周囲の俳役も勿論)を自分達の思うように(史実とは異なる場面もあった物の)演じきらせた事が今回の視聴率の高さや土佐の観光に繋がったと言えるがじゃ。特に今回の龍馬は、今迄の龍馬と違い「優しさ」「包容力」が福山さんならではで・・感動や感激させられたがじゃ。(よう、泣かされたがじゃ)

当初、文聞亭さんと同じように竜馬は司馬遼じゃないといかんろうが!と思っていたがが、不思議なもんじゃねー。すっかり「龍馬伝」に入り込んでしもうた。

けんど、まっことうれしいねー!龍馬伝の題字の「紫舟」さん(中々のべっぴんさんじゃ)は、書道教室や展示会で何度も来高、又、吉田東洋役の田中泯(ダンサー)が桂浜で波打ちぎわで波と戯れながら踊りファンは大騒ぎじゃった。

高知新聞によると龍馬と桂浜が泯さんを呼んだと。

そして11月15日はもう凄い事じゃった。龍馬「175歳」誕生日を祝して、いろは丸をイメージした御輿を先頭にちょうちん行列もやったがぜよ。

この1年(正確には11ヶ月)、地元新聞に「龍馬」の文字が載らんかった事は一度もないぐらいじゃった。流石に大河ドラマじゃ。又、歴史文化的にも、どっさりの新発見があって、県立坂本龍馬記念館も忙しい事じゃった・新資料(大政奉還の原稿の直筆「なんと民家の居間にかかっちょったと」や河田小龍のスケッチ)等。

又、ボランティア活動も進化し龍馬の生まれた町記念館等から龍馬縁の色々なコースが組まれたりして、お客様に随分と喜んでもろうちゅうと言う事じゃ。

又、食の方でも龍馬が死ぬ前に食えざった「しゃも鍋」が昨年暮れの全国鍋大会で優勝して、大喜びじゃった。ごめん地区の町おこしをこれでしていくがぜよ。まあ、食べてみて、軍鶏の歯ごたえ何とも言えんぜよ

「龍が翔る」の読者も、随分と拡がり わしの京都時代の友人を経由し、広がる一方(けいはんな文庫も強力な開拓者)じゃ。文聞亭さん蝸牛庵さんはまっこと県民栄誉賞もんじゃ!ありがたいことぜよ。蝸牛庵さんへの質問も(勿論、丁寧なお答えを頂きました)出て、皆―、しょう勉強熱心じゃ。輪が拡がると言う事はしょう嬉しいきのー。

今回の文聞亭の司馬遼の言葉と現在の政治(家)との対比はまっことそうじゃ!今の政治家は「志」を持って「日本の将来を本当に考えてくれゆうろうか?」権力を手にすると「霞ヶ関の力学」しか考えちゃーせんと思え、ついつい大きく頷くことばかりじゃった。龍馬さんが待望される訳じゃ。龍馬への手紙の中にあったが「将来は龍馬を越える人になる」こんな心意気のある「政治家」が欲しいのう。

土佐へお越しの際は連絡を待ちゆうき!ガイド役は、任しちょき  土佐異骨相 090−2286−3734  約束ぜよ